特集:
2008/04/30 日記<大阪外国語大学>
大阪外国語大学
1921年に大阪市で大阪外国語学校として創立、1949年に大阪外国語大学として大阪市天王寺区において設立され、1979年に箕面市へ移転、2007年10月に大阪大学と統合した。
概観
日本には2007年9月30日まで、ただ二つだけ外国語学部のみを置く国立単科大学と総合大学|単科大学が存在したが、大阪外国語大学はその一つであった(もう一つは現在唯一となった東京外国語大学)。現在は大阪大学外国語学部となった。他大学の外国語学部と比べ、多岐にわたる言語・地域文化の専攻があり、他に例の少ない北ヨーロッパ|北欧やアフリカの言語まで幅広く扱っていること、(国内においては、専攻語としてスウェーデン語、デンマーク語、ハンガリー語、スワヒリ語を学士レベルで学べる唯一の大学でもあった)、また地域文化学科ではそのように多岐にわたる地域研究を専門とした点が特徴であった。同時に、この大学は外国語教育を主体とする人文科学|人文・社会科学の国立大学であるというスタンスもとっていた。外国語学部国際文化学科においては、一、二年次には週5時間専攻語を主に学び、その言語教育を基盤にしたうえで、三、四年次では各自の専門分野を主に学ぶという形をとることで、言語、情報、文化、政治・経済、資源・環境などに対する専門性を同時に身につけることを目標としていた。日本で唯二の国立外国語学部単科大学のもう一方である東京外国語大学とは姉妹関係にあり、運動会所属団体(体育・運動系部活動)による東西外国語大学対抗定期戦が毎年行われていた。1991年には外国人留学生のためのコースを改組した留学生日本語教育センター(現・日本語日本文化教育センター)を大学に併設した。主に(日本国の)国費留学生を受け入れており、特に、文部科学省の国費学部留学生(日本の大学学部へ入学するコース)の日本語教育は、旧・大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)以外では東京外国語大学(留学生日本語教育センター)でしか行われていない。そのほか、国費の研究留学生、日本語日本文化研修生等の日本語教育、さらには、交流協定校との交換留学生の日本語教育も行われ、その規模は国内最大級といえるものであった。25の専攻語以外にも、研究外国語科目という形で多くの外国語の授業が開講されており、その数は100を超え国内最大規模といえる。具体的には、広東語、満州語、アイヌ語、ウイグル語、ソグド語、チベット語、カレン語、オセアニア諸語中の一トク・ピシン語、シャン語、モン・クメール語派の諸言語、サンスクリット語、パーリ語、ネパール語、ヘブライ語、西部非バントゥ諸語のハウサ語、西部バントゥ諸語のリンガラ語、チェコ語、ポーランド語、古代教会スラブ語、リトアニア語、オランダ語、ケルト人|ケルト諸語のウェールズ語、カタルーニャ語、ルーマニア語、ラテン語、古典ギリシア語、人工言語エスペラント(語)などがあった。これらの授業のうち、多くのものが毎年、その他は隔年、あるいは数年に一年というような形で、毎週開講されていた。(一部短期集中講義形式あり)外国語大学としての特性から人材輩出が国内にとどまらないといえる。また、学生数の割に有力企業・優良企業の役員クラスが多い。主な得意分野として、商社、石油系、航空系、マスコミュニケーション|マスコミ系が挙げられ、メーカーでも海外部に配属されることが多いという。また、その他の分野でも関西を中心とした有力企業の多くに役員クラスを輩出しており、三井住友銀行を含むメガバンクにも役員が多い。また関西大学、滋賀大学の現学長や神戸市外国語大学の前学長など近隣の国公私立大学や、司馬遼太郎、陳舜臣など文学界へも人材を輩出している。
国立大学法人大阪大学との統合
2007年6月12日に成立した改正国立大学法人法の施行に伴い、同年10月1日付で国立大学法人大阪大学と統合した。2006年3月23日、両大学学長が2007年10月の統合、2008年4月の新規学生受入れを目標として統合推進合意書を締結した。旧大阪外国語大学のキャンパスは大阪大学大阪大学#箕面キャンパス|箕面キャンパスとなった。統合に際して、大阪外国語大学外国語学部は、国際文化学科及び地域文化学科、夜間主コースの新規学生募集を停止の上、新たに大阪大学外国語学部となった。2008年度以降入学の学部生は、新課程外国語学部外国語学科の講義を、1年次に豊中キャンパス、2年次以降は箕面キャンパスにおいて履修する。なお、統合以前に入学した学生に関しては、教育課程は大阪大学側により保障される予定であるが、2007年4月入学の1年次所属学部生が留年した場合については、豊中キャンパスにおける履修が求められる。統合後には豊中・吹田・箕面の各キャンパス間にシャトルバスが設置された。ちなみに大阪外大正門にある、校名を記したプレートは、2007年9月28日に撤去され、10月1日には大阪大学のプレートが除幕された。
沿革
年表
教育および研究組織
組織
学部
国際文化学科
言語・情報専攻
日本語専攻
比較文化専攻
国際関係専攻
開発・環境専攻
言語専攻
比較文化専攻
国際関係専攻
地域文化学科
東アジア地域文化専攻
東南アジア・オセアニア地域文化専攻
南アジア地域文化専攻
中東地域文化専攻
アフリカ地域文化専攻
ロシア・東欧地域文化専攻
中・北欧地域文化専攻
南欧地域文化専攻
北米地域文化専攻
中南米地域文化専攻
東アジア地域文化専攻
ロシア・東欧地域文化専攻
中・北欧地域文化専攻
南欧地域文化専攻
北米地域文化専攻
中南米地域文化専攻
専攻語
大学院
地域言語社会専攻<博士前期課程>
国際言語社会専攻<博士前期課程>
言語社会専攻<博士後期課程>
附属機関
教育
学生生活
間谷祭
大阪外大公認の学園祭。11月上旬に3日間にわたり開催された。外国語劇、模擬店、展示、学生によるコンサートなどが催される。中でも外国語劇は、外大ならではの目玉イベント。各国語科の有志が日夜練習に励み、その成果を公にする場でもある。
また、2005年度には「笑い飯」「ザ・プラン9」「ケンドーコバヤシ」が来場、公演し、会場をわかせた。
なお、大阪大学との統合後に開かれ、最後の間谷祭となった2007年度には、大阪大学との統合にともなう規模の縮小という観点から2日間に短縮され、10月27日・28日に開かれた。
夏まつり
7月上旬に開催。
多くの模擬店が出店し、民族料理などを販売する他、各サークルによるパフォーマンスや展示も、校舎内外を問わず活発に行われる。最大の見所は盆踊り。ただし、間谷祭で催される語劇については、夏まつりでは催されない。
2007年度の夏まつりは、大阪外大最後の夏まつりと題して6月30日に開催された。2008年も6月28日(土)に外国語学部独自の行事として開催が決定している。
なお、よく「夏祭り」とする表記が見受けられるが、正式には「夏まつり」である。
スポーツ
大学関係者と組織
大学関係者組織
大学関係者、著名人一覧
交通アクセス
最寄停留所は阪急バス「大阪外大前」(2007年10月1日から「阪大外国語学部前」に改名した。)「間谷住宅4」関連項目
外部リンク
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