特集:
2008/04/24 日記<筑波大学>
筑波大学
概観
大学全体
1872年(明治5年)の師範学校を設立を創基とし、東京教育大学を前身とする総合大学である。1970年代の大学紛争による大学改革の議論のなかで、新しい大学像のモデルとして、1973年10月に、東京教育大学を廃して、その資産を引き継ぎ、筑波研究学園都市建設の一環として茨城県新治郡桜村 (茨城県)|桜村(現在のつくば市)に「開かれた大学」としての建学の理念のもと工学系・医学系なども含めた総合大学として開学され、2002年には図書館情報大学と統合した。2008年現在の学長は、岩崎洋一(2004年4月〜)。筑波大学は筑波大学筑波キャンパス|筑波キャンパスの他に旧東京教育大学の校舎・敷地も所管しており、東京都文京区大塚の旧東京教育大学の本部は東京キャンパス大塚地区(通称:大塚キャンパス)として、首都圏にある附属学校を統括する学校教育局、社会人対象の夜間大学院である大学院ビジネス科学研究科や各種研究センターが設置されている。また、つくばエクスプレス線の開業を受け秋葉原に東京キャンパス秋葉原地区(通称:秋葉原キャンパス)を置き、こちらは法科大学院などが使用している。
明治5年の師範学校設立を開祖とする茗渓会は、その後、様々な学校、大学の統合の下で成立した旧東京教育大学の同窓会となり、今日、筑波大学の同窓会として継承されている。現在の国立科学博物館は1889年から1914年に「東京教育博物館」として再独立するまで、東京高等師範学校の附属機関として存在した。前身の東京教育大学は、4つの学校(東京文理科大学、東京高等師範学校、東京農業教育専門学校、東京体育専門学校)であり、近年では図書館情報大学と統合するなどしており、様々な機関の歴史を背景に現在に至っている。学群生10,171名、大学院生5,810名、計15,981名、教員数1,695名(2006年5月現在)。
建学の理念
筑波大学は、公式資料筑波大学概要における建学の理念によると、基礎及び応用諸科学について、国内外の教育・研究機関および社会との自由かつ緊密なる交流連係を深め、学際的な協力の実をあげながら、教育・研究を行い、もって創造的な知性と豊かな人間性を備えた人材を育成するとともに、学術文化の進展に寄与することを目標として建学された。従来の大学は、狭い専門領域に閉じこもり、教育・研究の両面にわたって停滞・固定化し、現実社会から遊離しがちであるところ、筑波大学はこの点を反省し、あらゆる意味において、国内外にも国際的にも開かれた大学であることを基本的性格とする。
大学像
国立大学法人化後のめざすべき大学像として「つくばダイアモンド」つくばダイアモンドについてを標榜している。「つくばダイアモンド」は正8面体のダイアモンドの結晶の形をしており、その6つの頂点に筑波大学が大切にしようとしている「6つの個性」を配置しているという。つくばダイアモンド:
教育および研究
筑波大学は開学以来、「研究」と「教育」を分離しており、これは一つの特徴となっている。さらに、教育組織としての教養学部が存在しない。大学院には14個の研究科、大学には9個の学群(2006年度以前の入学者が属する学群は7個)がある。研究施設として全国共同利用施設が2個、学内共同教育研究施設が27個ある。
特色
筑波大学筑波キャンパス|筑波キャンパスは2,577,286平方メートルと極めて広大であり、単一キャンパスの面積としては日本国内の大学で最大である。積極的に産学連携活動を行っており、筑波大学発ベンチャー数は平成18年度末で61件(日本の大学で第3位)である。また、平成18年度の大学発ベンチャー新設数は8件(日本の大学で第1位)である。経済産業省 関東経済産業局 大学発ベンチャーについて
沿革
略歴
筑波大学は、1970年に成立した筑波研究学園都市|筑波研究学園都市建設法筑波研究学園都市建設法および1973年に国立学校設置法の一部を改正する法律国立学校設置法(2004年に廃止)により設置された。同法律には「第二章の二 筑波大学の組織」が特別に規定されている。筑波大学の前身であった東京教育大学は、1978年に閉鎖された。2002年に国立学校設置法の一部を改正する法律(平成14年法律第23号)により図書館情報大学と統合(事実上の吸収合併)した。
年表
基礎データ
所在地
象徴
スクールカラー
筑波大学では発信するさまざまな媒体において、イメージを統一し、アイデンティティーを形成するために、VI (Visual Identification System)筑波大学のシンボルマーク定めている。筑波山|紫峰という名の発行物もあるように紫は筑波大学のキーワードとなっている。スクールカラーは「筑波紫」(HTML#6600CC)であるが、その使用は義務付けられてはいない。例えば全国レベルで活躍するサッカー部のユニフォームは青色であるし、バレー部のユニフォームは緑色である。
シンボルマーク
筑波大学の校章は「五三の桐葉型」である。これは1903年に改定された東京高等師範学校生徒徽章が起源であり、1949年製作の東京教育大学学生バッジにも受け継がれた。「五三の桐」と呼ばれる図形は、日本国の伝統的な紋章として用いられているが、筑波大学の校章は花の部分のみ「蔭」で表現される独特なものである。
校歌・応援歌
公式配布物である学生便覧に学生歌「常陸野の」筑波大学学生歌「常陸野の」および「筑波のガマ」筑波大学 学生歌 「筑波のガマ」の歌詞が掲載されていることから、実質上の校歌になっていると言える。「常陸野の」は入学式、卒業式の時に歌われる。しかし、学生の中に浸透しているとは言い難く、体育会の学生の間では宣揚歌「桐の葉」筑波大学宣揚歌「桐の葉」がよく歌われている。;筑波大学学生歌「常陸野の」
:筑波大学開学間もない昭和50年1月に作られた歌である。東京教育大学から筑波大学への生まれ変わりを描いているとされる。
:作詞は青木克彦、作曲は飯島睦子。
:筑波大学開学直後は、筑波大学の男子生徒数は女子生徒数の三倍にも上っていたため、彼らは彼女を得たい一心で学生宿舎の女子棟前で、大声で歌ったという。
:作詞は小田淳一、作曲は牧和美。
:東京高等師範学校時代の大正八年に大学昇格運動の一環として作成された。一番と二番の歌詞は当時学生であった大和資雄氏によるもので、三番の歌詞はのちに東京教育大学から筑波大学に改学される際に東京教育大学最後の学長である大山信郎教授によって加えられたもの。
入学状況
2007年度の入学者2,270人中、出身高校所在地別入学者比率は、関東地方が48.7%と最も多く、以下、中部地方18.5%、東北地方8.4%、九州・沖縄地方7.6%、近畿地方6.2%、中国地方3.1%、四国地方3.1%、北海道1.8%となっている。
教育および研究
学群・学類
教育研究上の基本となる組織の1つで、学生(大学院生|大学院の学生などを除く)が所属する。ほかの大学の学部や学科 (学校)|学科・課程に相当している(この分類は、本学以外では福島大学のみ)。学群学類の再編(2007年度)
筑波大学の「学群・学類」制度は、学際性、文理融合などの観点に基づいていた。しかし、受験生や社会一般に対して理解しにくいという評価が長年あったことや、2000年から2001年にかけて行われた大学院の再編などを受け、学群・学類の再編成をおこなうことになり、2005年7月21日に正式発表された。主な変更事項は以下の通り:
総定員に変更はない(2007年現在)。平成19年(2007年)度新入生から適用される。なお、2006年度までの学群学類制での入学者(及び2008年度までの3年次編入学生)は卒業するまで、所属に関する変更は行わない予定である。
2007年度入学者からの学群構成
※2008年度までの3年次編入学生は従前の学群に属することとなる。
: (カッコ内は以前の組織での学群・学類、△は専攻の学類化や新設された学類)
人文学類(一学人文学類)
比較文化学類(二学比較文化学類)
日本語・日本文化学類(二学日本語・日本文化学類)
社会学類(一学社会学類)
国際総合学類(三学国際総合学類)
教育学類(二学人間学類教育学主専攻)△
心理学類(二学人間学類心理学主専攻)△
障害科学類(二学人間学類心身障害学主専攻)△
地球学類(一学自然学類地球科学主専攻)△
生物学類(二学生物学類)
生物資源学類(二学生物資源学類)
数学類(一学自然学類数学主専攻)△
物理学類(一学自然学類物理学主専攻)△
化学類(一学自然学類化学主専攻)△
応用理工学類(三学工学基礎学類)
工学システム学類(三学工学システム学類)
社会工学類(三学社会工学類)
知識情報・図書館学類(図情)
情報メディア創成学類 △
情報科学類(三学情報学類)
医学類(医専医学類)
看護学類(医専看護・医療科学類看護学主専攻)△
医療科学類(医専看護・医療科学類医療科学主専攻)△
2006年度入学者までの学群構成
人文学類
社会学類
自然学類
比較文化学類
日本語・日本文化学類
人間学類
生物学類
生物資源学類
生物資源生産科学主専攻
生物資源機能科学主専攻
生物資源生産学主専攻
生物応用化学主専攻
生物環境造成学主専攻
生物生産組織学主専攻
社会工学類
国際総合学類
情報学類
工学システム学類
工学基礎学類
医学類
看護・医療科学類
健康・スポーツ教育主専攻
健康・スポーツマネジメント主専攻
スポーツコーチング主専攻
芸術学主専攻
美術主専攻
構成主専攻
デザイン主専攻
図書館情報管理主専攻
図書館情報処理主専攻
大学院
大学院修士課程研究科
障害児教育専攻(昼夜開講)
教科教育専攻(昼夜開講)
スクールリーダーシップ開発専攻(昼夜開講)
カウンセリング専攻(夜間)
リハビリテーション専攻(夜間)
MBA専攻
ビジネス情報数理専攻
社会経済システム専攻
都市計画専攻
理工学専攻(昼夜開講)
環境科学専攻(昼夜開講)
バイオシステム専攻
医科学専攻(昼夜開講)
体育方法学専攻(昼夜開講)
コーチ学専攻(昼夜開講)
健康教育学専攻(昼夜開講)
スポーツ健康科学専攻(昼夜開講)
スポーツ健康システム・マネジメント専攻(夜間)
美術専攻(昼夜開講)
デザイン専攻(昼夜開講)
世界遺産専攻(昼夜開講)
経営システム科学専攻
企業法学専攻大学院博士課程研究科
哲学・思想専攻(5年一貫制)
歴史・人類学専攻(5年一貫制)
文芸・言語専攻(5年一貫制)
現代語・現代文化専攻(区分制)
国際公共政策専攻(区分制)
経済学専攻(区分制)
法学専攻(区分制)
国際地域研究専攻(前期課程)
国際日本研究専攻(後期課程)
企業科学専攻
数学専攻
物理学専攻
化学専攻
物質創成先端科学専攻
電子・物理工学専攻
物性・分子工学専攻
物質・材料工学専攻(後期3年独立専攻)
社会システム工学専攻
経営・政策科学専攻
社会システム・マネジメント専攻
リスク工学専攻
コンピュータサイエンス専攻
知能機能システム専攻
構造エネルギー工学専攻
地球環境科学専攻
地球進化科学専攻
構造生物科学専攻
情報生物科学専攻
生命共存科学専攻
国際地縁技術開発科学専攻
生物圏資源科学専攻
生物機能科学専攻
教育学専攻
学校教育学専攻
心理学専攻
心身障害学専攻
ヒューマン・ケア科学専攻
感性認知脳科学専攻
スポーツ医学専攻
先端応用医学専攻※
分子情報・生体統御医学専攻※
病態制御医学専攻※
機能制御医学専攻※
社会環境医学専攻※
体育科学専攻
芸術学専攻
コーチング学専攻(後期3年制)
図書館情報メディア専攻専門職大学院(社会人大学院)
法曹専攻(法科大学院)
国際経営プロフェッショナル専攻
研究組織(教員組織)
学系
農学分野
林学分野
農業経済学分野
社会人大学院
筑波大学の社会人大学院は、現在ではビジネス科学研究科(GSBS)の5つの専攻と教育研究科と体育研究科の2専攻の、合計7専攻を有している。* ビジネス科学研究科の5専攻のうち、修士課程(博士前期課程)の専攻である、経営システム科学専攻(GSSM)、企業法学専攻の2専攻と、博士後期課程の企業科学専攻は、都心に勤務する社会人が仕事を続けながら教育を受けられる夜間開講型の大学院である。これらの専攻では、従来からの大学院が授与する修士・博士の学位が与えられる。専門職大学院である国際経営プロフェッショナル専攻と法曹専攻(法科大学院)では2003年の学校教育法改正で新たに創設された専門職学位(第三の学位)が授与される。
修士課程(博士前期課程)
博士後期課程
システムズ・マネジメントコース【取得学位:博士(経営学)または博士(経営システム科学)】
企業法コース【取得学位:博士(法学)】
専門職大学院
カウンセリング専攻(修士課程)
スポーツ健康システム・マネジメント専攻(修士課程)
付属機関
センターなど
全国共同利用施設
学内共同教育研究施設
* 先端学際領域研究センター(TARAセンター)その他の施設
附属学校
附属校は11校ある。
平成19年4月1日の文部科学省令の改正により、特殊附属学校は特別支援学校と名称を変更した。なお、筑波大学の同窓会である茗渓会は、茨城県つくば市に学校法人茗溪学園|茗溪学園中学校高等学校を運営している。同校は茗渓会設立100周年の記念事業として、また附属校が筑波研究学園都市に移転できなかった事情もあり同地に創立された。
研究
21世紀COEプログラム
:生命科学
::複合生物系応答機構の解析と農学的高度利用
:化学・材料科学
::未来型機能を創出する学際物質科学の推進
:学際・複合・新領域
::健康・スポーツ科学研究の推進
:学際・複合・新領域
::こころを解明する感性科学の推進
グローバルCOEプログラム
:情報・電気・電子
::サイバニクス:人・機械・情報系の融合複合
文部科学省 先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム
高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム
筑波大学大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻|システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻は、2006年9月に文部科学省の先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム採択状況の採択を受け、プロジェクト高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラムを発足している。
経団連 高度情報通信人材育成に係る重点協力拠点
筑波大学大学院 システム情報工学研究科|システム情報工学研究科は、2006年4月に日本経済団体連合会(経団連)の高度情報通信人材育成部会から「高度情報通信人材育成に向けた協力拠点|高度情報通信人材育成に係る重点協力拠点」認定を受けている。
施設
キャンパス
筑波大学のキャンパスは大きく分けて筑波キャンパス、東京キャンパスの二つに分かれている。ほとんどの教育・研究活動は筑波キャンパスを中心に行われており、東京キャンパスは社会人大学院などのために使われている。
筑波キャンパス
つくばエクスプレスつくば駅の北に位置し、大半の施設が集中し大学本部も存在する、筑波大学の中心をなすキャンパスである。建物の間隔が広く、緑地も多い。2,577,286平方メートルと極めて広大であり、単一キャンパスの面積としては日本国内の大学で最大である。詳しくは筑波大学筑波キャンパスを参照すること。キャンパスは北から順に北地区・中地区・南地区・西地区・春日地区に分かれている。北地区・中地区・南地区・西地区は一体となっているが、春日地区は南地区の南端から更に1キロほど南に離れている。これは、春日地区がかつて図書館情報大学(2002年に統合)のキャンパスだったためである。*北地区
:一の矢学生宿舎、農林技術センターなどが存在する。学生宿舎以外には建物は少なく、緑地や農場となっている。*中地区
:筑波大学の中心をなす地区であり、多数の教室・研究室のほかに本部棟・中央図書館も中地区に存在する。学長室もこの地区にある本部棟に存在する。:中地区はその中で更に第一エリア・第二エリア・第三エリアに分かれる。第一エリアは、学類再編(2007年4月)前の旧第一学群が利用していたエリアであり、第二・第三エリアはそれぞれ旧第二学群・第三学群の利用していたエリアである。人文・文化、社会・国際、人間、生命環境、理工学群と、情報学群の一部が利用しており、文化系・芸術系サークル活動の中心となる文化系サークル館もこの地区にある。*南地区
:体育専門学群、芸術専門学群が利用している。また大学会館と平砂・追越の各学生宿舎が存在する。体育専門学群・芸術専門学群の性格から、教室・研究室のほかに総合グラウンド、プール、アトリエなども置かれ、体育系・芸術系の書籍を中心に収蔵する体芸図書館もある。体育系サークル館もこの地区に存在し、体育系サークルが練習場所として運動施設を利用する場合も多い。:大学会館は体育・芸術学群の教室などがある場所と中地区に挟まれた場所にある。入学式や講演会が行われる講堂のほか、ギャラリー・書店・売店・郵便局・来賓用の宿泊施設なども存在する。:平砂・追越の学生宿舎はこの地区の南端に位置する。二つの宿舎は隣接しており、あわせて数千人が居住する学内最大の学生宿舎である。詳しくは#学生宿舎|学生宿舎を参照のこと。*西地区
:医学群が利用しており、筑波大学附属病院もこの地区に存在する。*春日地区
:旧図書館情報大学のキャンパスであった地区であり、上記4つの地区とは離れているがつくば駅には最も近い。情報学群のうち情報メディア創成学類、知識情報・図書館学類が利用している。面積は狭いが、かつては独立した一つの大学として存在していただけに、教室・研究室のほかに図書館(図書館情報学図書館)、食堂、学生宿舎(春日学生宿舎)、グラウンドなど一通りの設備が揃っている。
東京キャンパス
東京キャンパスは大塚地区と秋葉原地区がある。大塚地区はかつての東京教育大学の跡地であり、以前は大塚キャンパスと呼ばれていた。秋葉原地区は、つくばエクスプレス開業にあわせる形で秋葉原ダイビル内に新設された。
いずれも、社会人大学院や研究のために使われている。
学生宿舎
筑波大学には以下の4つの宿舎が存在する。定員は約4000人であり、全て筑波キャンパスにある。
:* 一の矢宿舎
:* 平砂宿舎
:* 追越宿舎
:* 春日宿舎(旧図書館情報大学学生宿舎)
図書館
筑波キャンパスの図書館は中央・体芸・医学・図書館情報学の4館に分かれる。全国の大学図書館でも珍しい全面開架式図書館|開架方式をとっており、貴重書などを除いて利用者が本を自由に手に取ることができる。さらに学生・教職員ならば全ての図書館を自由に利用でき、学外者も所定の手続きを取れば利用可能であるなどオープンな制度となっている。のべ入館者数は年間100万人を超える。中央図書館の蔵書数は約176万冊で、文理を問わずあらゆる分野の本をそろえる。体芸・医学・図書館情報学の各図書館は、それぞれの名前の通り各分野に特化した蔵書が主であり、蔵書数は各館とも20万冊前後である。上記4館のほか、東京キャンパスに大塚図書館がある。
食堂・店舗等
筑波キャンパスには講義棟や学生宿舎共用棟、本部棟などに約20箇所の食堂がある。一般的なカフェテリア以外にも、喫茶店やそば屋、スープレストランなどもある。2007年12月には旧第3エリア名店街がリニューアルし、フードコート形式となった。2008年3月には中央図書館内にスターバックスコーヒーが入居した。店舗の数も多く、パン・弁当の出張販売が各エリアで行われているほか書店が6箇所、現金自動預け払い機|ATMは常陽銀行は3箇所に、ゆうちょ銀行は2箇所にある。郵便局、画材店、コンビニエンスストア、旅行代理店、大学グッズ専門店、教職員向けの保育所なども存在する。筑波大学においては、大学が認める大学生協|生協組織はないため、学内の全ての売店・食堂等は筑波大学厚生会を通し、一般の業者が入居し、営業している。
交通
筑波キャンパス
徒歩・自転車
「歩車分離」のコンセプトのもと、歩行者専用道路が充実している。キャンパスの北端から南地区の南端まで歩行者専用道路が貫いており、学内では「ペデストリアン」ないし「ペデ」という呼称が広く使われている。多くの建物へのアクセスに便利な配置となっているため学内の徒歩・自転車での移動に極めて重要な役割を果たしているが、自転車の利用が計画時の予想筑波大学の施設・環境計画をはるかに超える多さ(学生の7割が自転車を主な交通手段としている石田東生・谷口綾子「筑波大学『新学内バス』の導入とその効果」『筑波フォーラム』76号、筑波フォーラム編集委員会、2007年)であるため、自転車の渋滞や歩行者との接触事故、路上駐輪などの問題を生じている。
自動車
学内を一周する環状道路が整備されており、学内では「ループ」と呼ばれる。片側一車線ではあるが、二輪車と自動車が並進しても十分余裕があるほどの幅員があり、歩道も完備されている。駐車場は約7000台分ある。有料だが容量が不足しているため、大学近隣に居住する者は身体障害者などを除いて駐車場の利用登録ができない。外来者などに対しては、有料で一日駐車券(臨時入構証と呼ばれる)が発行される。
バス
キャンパスの敷地内に19箇所、敷地と接した道路上に5箇所のバス停がある。つくばセンターと学内を結んで循環する筑波大学循環と、土浦駅〜つくばセンター〜筑波大学中央(本部棟付近)を結ぶバスが終日運行されている。朝夕にはひたち野うしく駅・荒川沖駅と筑波大学中央を結ぶバスも走る。以上は関東鉄道による運行。2005年7月までは無料でキャンパス内を循環する学内連絡バスが運行されていたが利用者は少なく、運転手の人員減少などを理由に廃止された。代替措置として、同年8月より筑波大学キャンパス交通システムが導入されており、学生・教職員は路線バスを安価な定期券で利用できるようになっている。一般路線バスのほかに、東京〜つくば間の高速バス「つくば号」の一部便が学内に乗り入れており、関東鉄道とジェイアールバス関東|JRバスが共同で運行している。
東京キャンパス
大塚地区・秋葉原地区ともに駅から近い。
: 地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅より徒歩2分。
: 秋葉原ダイビル内14・15階。JR秋葉原駅より徒歩1分。またはつくばエクスプレス秋葉原駅より徒歩3分。
学生生活
学生自治
筑波大学には、全学学類・専門学群代表者会議(全学レベル)及び、クラス代表者会議(学群・学類レベル)という大学公認の学生組織があり、一般的な大学での自治会の代替的組織として学生の大学生活面における諸問題について、大学側と折衝を行っている。
サークル
筑波大学には、サークルの登録制度があり、課外活動団体(大学公式サークル)、一般学生団体(大学登録サークル)、その他の団体(大学非登録サークル、草サークル)の3段階に分けられる。課外活動団体は大学教員を顧問とし、代表及び副代表を置き、3系と称される文化系サークル連合会(文サ)・体育会・芸術系サークル連合会(芸サ)の3団体のうち、いずれかの団体の審査を受けて正式加盟していることが、団体として認定される必須条件となっており、紫峰会からの活動援助金支給・大学からの物品支給・サークル活動場所(ミーティングスペースや荷物置き場)の提供・施設予約の優先などの権利が与えられる。一般学生団体は大学教員を顧問とし、代表及び副代表をおくことが、登録においての必須条件となっている。体育系の団体は主に体育系サークル館を、文化系・芸術系のサークルは文化系サークル館を中心にスペースを持ち活動している。4月の入学式後には、新歓祭と呼ばれる、新入生歓迎とサークル勧誘を目的としたイベントが第1エリアを会場として行われている。旧図書館情報大学のサークルは、統合後の部員減少により、その多くが解散・統合したが、残っているサークルは文サ・芸サの所属により課外活動団体としての存続、もしくは一般学生団体として存続するなどしており、今でも春日地区において活動を続けている。
課外活動団体
* 文化系サークル連合会現代視覚文化研究会は、筑波大学出身の漫画家木尾士目の作品である『げんしけん』のモチーフとされている。* 体育会
蹴球部は、全日本大学サッカー選手権大会4度(東京教育大時代を含め8度)総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント3度の優勝を誇る強豪であり、Jリーガーも数多く輩出している。
筑波大学硬式野球部|硬式野球部は、首都大学野球リーグに所属1987年に明治神宮野球大会にて国立大学唯一の優勝を果たす。* 芸術系サークル連合会
毎年「つくば芸術祭」というイベントを主催しており、20年以上の歴史がある。
学園祭
筑波大学には、毎年10月の土・日・月(体育の日)に筑波キャンパスの体芸棟から第2・第3エリアまでを使って行われる雙峰祭(そうほうさい)という名称の学園祭が存在する。模擬店祭と揶揄されることがあるほどの模擬店数(特に飲食関係)が特徴であるが、2001年より学内の研究成果の公開を目的とした学術研究企画が始まった。中でも、そのきっかけとなった「MRIによる骨粗鬆症診断」は、ユニークな企画として大変な人気となっている。なお、学園祭の運営は、全学学類・専門学群代表者会議の下部組織である、学園祭実行委員会によって行われているが、過去には学生側と大学側が衝突する事態も発生し、1980年と1984年の二回、大学側によって中止が決定された。その他に、やどかり祭(宿舎祭)という、毎年5月末の金・土に平砂宿舎駐車場を使って行われる祭が存在する。各宿舎に入居する学群1年生の多くがクラス毎に模擬店を出すのが慣例となっている。伝統的な企画としては、ゆかコン(ゆかたコンテスト)という学群対抗パフォーマンスイベントと、各学群が製作した御輿によるイベントがある。運営は、他の組織とは独立した組織である、宿舎祭実行委員会が行っている。
各学群・学類内における特徴的な活動・イベント
:情報科学類において、自ら生み出しそれを滅したということに対する免罪の意味から、プログラムバグ慰霊祭(通称「バグ祭」)というイベントが実施されている。
:情報科学類の学類誌。
:自然学類のクラス代表者会議から派生した、学類交流のための団体。学園祭の展示は恒例となっている。
:社会学類の学類誌。現存する学群・学類誌の中で最長の歴史を持つ。
大学関係者と組織
大学関係者組織
*筑波大学には紫峰会という学生後援組織があり、サークル支援のほか、大学グッズを製作・販売するなどしている。
大学関係者一覧
Wiki関係他プロジェクトリンク
関連項目
公式サイト
脚注
参考文献
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