特集:
2008/04/07 日記<東北大学>
東北大学
概観
大学全体
日本で三番目の帝国大学として、1907年(明治40年)に創設された東北帝国大学を前身とした大学である。東北帝国大学創立期の大学の略称は、東京大学|東京帝国大学のそれが「東大」であったため「北大」であった。後に東北帝国大学から分立した北海道大学|北海道帝国大学は「海大」とされた。ただし、現在では「北大」を東北大学の略称とすることはなく、「東北大」が用いられる。また「東北」の中国語読み(Dong1 Bei3)から「トンペイ」「トンペー」の愛称も使用されている。なお、「東北」(北東)を一字の方角で表すと「艮」(ごん; うしとら)となるため、東北大学医学部の関連施設や団体では「艮陵」(ごんりょう)の名称が数多く用いられているが、大学全体や他の学部での使用例は少ない。
大学理念
東北大学では、現在「研究第一主義」「門戸開放」「実学尊重」の3つを大学理念としている。; 研究第一主義
: 「研究第一主義」の標語は、1911年の入学式における式辞で、「…大学の主とするところは研究第一であって…」と初代総長・沢柳政太郎が発言したことに由来している。先行した東京帝国大学が「官僚養成」を、京都帝国大学が「学問」を標榜したことから、第三の帝大である東北帝国大学は「研究」を標榜したものと考えられる。こうした研究第一主義の表れとして、第二次世界大戦前には附置研究所が10を数えた時期もある。また、卒業生の田中耕一が2002年ノーベル化学賞を受賞している。なお、帝国大学#論文の引用動向|1997年-2007年の論文の被引用数では日本国内で4位(世界65位)、帝国大学#研究費|2005年度の主要研究経費は約260億円で、日本国内で第2位となっている。
: 東北帝国大学創設当初、既設の帝国大学が旧制高等学校出身者にのみ入学を認めていたのに対して、東北帝国大学は旧制高等学校以外の教育機関出身者にも入学を認めた(傍系入学)。また、1913年には3人の女子学生に対して入学を許可しているが、これは帝国大学としては初の女子学生に対する入学許可であった。このような経緯のもとに、現在では「門戸開放」のフレーズは、「学生・教員を問わず真に実力のある者はそのバックグラウンドにかかわらず受け入れる」という東北大学の方針を一言で表すための標語となっている。また、男女雇用機会均等法の改正を受け、杜の都女性科学者ハードリング支援事業やサイエンスエンジェル制度も導入されており、東北大学の関係者は「門戸開放の精神は今日においても受け継がれている」と考えている。
: 東北大学では創設以来、社会で実用される研究が奨励されてきたことに加え、大学での研究に端を発した企業(NECトーキンや東洋刃物、東北特殊鋼など)が設立されるなど実学が重視されており、その伝統は自然科学系のみならず人文社会科学系の学問分野においても根付いている。
沿革
略歴
東北大学の源流は、1736年(元文元年)設置の仙台藩藩校「明倫養賢堂」まで遡る。この藩校が、教育機関としての体制を維持しながら様々な改組・改称を経て、仙台医学専門学校、東北帝国大学医科大学、そして現在の東北大学医学部(医学科・保健学科)および薬学部の系譜に繋がっている。そのため、本稿では、明倫養賢堂が設置された1736年を創立年としている。1900年1月29日、第14回帝国議会において「九州東北帝国大学設置建議案」が採択され、議会として東北地方に帝国大学を設置する正式な要望が政府に表明された。しかし、政府の資金難により設置が進まず、1902年にも「東北帝国大学設立建議案」が再度採択された。1906年、日露戦争の好景気で財を成した古河財閥から寄付があり、その一部と宮城県の寄付金等をあわせて、1907年6月22日に東北帝国大学の本部が仙台市に設置された(創立記念日)。本稿では、帝国大学令に基く大学として創立されたこの1907年を設置年としている。なお、2007年は東北帝国大学の本部設置から100周年であり、様々な記念行事が行われた。1907年6月の本部設置以降、実際の教育機関が拡充されていき、設立初期には計4つの系統が合流または新設された。まず、同1907年9月、北海道札幌市|札幌区において、札幌農学校を母体とする農科大学を設置し、宮城県仙台市では、1911年に理科大学を新設、1912年に仙台医学専門学校を包摂して医学専門部を設置、および、仙台高等工業学校を包摂して工学専門部を設置した。1915年、医学専門部は生徒募集を停止し、東北帝国大学医科大学が設置された。新入生は医科大学、以前からの在校生は医学専門部のままという状態であったが、施設は双方とも仙台医学専門学校以来の施設を流用した。ただし、医科大学には新たに先行帝国大学の東京大学|東京帝国大学卒・京都大学|京都帝国大学卒の人材を教授として招聘した。1918年に医学専門部の最後の学年が卒業すると医学専門部は廃止された。そのため、医学専門部の教授らは異動を余儀なくされ、他都市の医学専門学校へと移っていった。大学令公布に伴う各帝国大学の分科大学制から学部制への改組に先立って、仙台市(理大・医大・工専)と札幌区(農大)に分かれている東北帝国大学の分科大学および専門部を各都市毎に分立させることになり、1918年、北海道帝国大学新設と同時に農科大学を移管した。1919年、学部制に改組すると同時に東北帝国大学工学部が設置された(このときの学部構成は理学部・医学部・工学部・工学専門部)。工学専門部では、医学専門部と同様に廃止されるとの危惧から存続運動が起こった。結果的に工学専門部は、仙台高等工業学校以来の建物等を東北帝国大学工学部に譲り、別の土地に建物を新設して、元の仙台高等工業学校との名称で分離独立した(のちに仙台工業専門学校と改称)。1922年、法文学部が設置された。同学部は現在の文系諸学部の基盤をなす学部である。ちなみに、第二次世界大戦前の帝国大学では、北海道・大阪・名古屋以外の6大学(東京・京都・東北・九州・京城・台北)に文系学部が設置されている。1947年に東北帝国大学は「東北大学」に改称。1949年に実施された学制改革に伴い、仙台市所在の官立学校(第二高等学校 (旧制)|旧制第二高等学校・仙台工業専門学校・宮城師範学校・宮城青年師範学校)を統合、宮城県女子専門学校 (旧制)|旧制宮城県女子専門学校を包括したうえで新制大学へと改組された。これら高等教育機関は、旧制第二高等学校が教養部へ、仙台工業専門学校が工学部と合流、両師範学校は教育学部へ、宮城県女子専門学校は農学部家政学科へとなった。家政学科は生活科学科と改称後、1960年に廃止された。1965年、国立学校設置法改正を期に、師範学校の流れをくむ教育学部の教員養成系統が分立し、宮城教育大学が設置された。1967年には、宮城教育大学附属中学校|東北大学教育学部附属中学校・宮城教育大学附属小学校|小学校および宮城教育大学附属幼稚園|幼稚園を宮城教育大学に移管した。1994年からは大学院重点化を開始した。また、2004年の国立大学法人化を期に、法科大学院・公共政策大学院・会計大学院の3つの専門職大学院を設置した。現在は青葉山 (仙台市)|青葉山新キャンパスの具体化やその他の改革を行っている。
年表
基礎データ
所在地
入学状況
2007年度の入学者2,515人中、出身地別の内訳は、東北地方が46.0%(宮城県16.7%)と最も多く、以下、関東地方23.9%、中部地方17.8%、近畿地方4.0%、北海道2.5%、中国地方1.9%、九州・沖縄地方1.7%、四国地方1.0%となっている。旧帝国大学の中では、地元出身者比率が最も低くなっており、長い間東北地方以外からの出身者が過半数を占める状態が続いている(→帝国大学#入学状況)。
学部・大学院
附属機関
詳細
: 東北大学インターネットスクール(ISTU, Internet School of Tohoku University[http://www.istu.jp/])は、主に東北大学大学院に所属する社会人大学院生のために、インターネットで講義をストリーミング提供しているeラーニングシステムである。ISTUでは実際の講義で使用されたパワーポイント|スライドや、配布資料をインターネットで閲覧しながら、セミナーナウと呼ばれる講義のムービーを見ることができる。また、レポートの提出、復習、採点、受講管理、単位取得など実際と同じように学習できるよう工夫されている。時間や場所にとらわれずに、講義の臨場感を体験しながら、繰り返し受講できることが最大のメリットである。他にもインターネットならではの機能が充実し、IT教育や知識のネットワーク化など大学教育の情報化を進めている。
: 世界中どこにいても講義が受けられるため、既に医者として働いていて博士号を取りたい者が中心的な利用者となっているが、社会人を受け入れている多くの学部で講義のコンテンツ化が進んでいる。さらに、大学内の講義の補助としても一部利用されている。また、特別講義などについては一般にも視聴が開放されている。
: 宮城県大崎市鳴子温泉字蓬田232-3に所在している。農学部・農学研究科に附属する実習農場で、通称「川渡農場」と呼ばれる。大日本帝国陸軍|陸軍軍馬補充部に由来。現在は、「東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター」を形成する施設。東北大学の所有する敷地面積の約96%を占める。農場内には農場本館の他にセミナーセンターを併設し農学部・農学研究科以外からも多くの学生が様々な用途で使用することが出来る。アクセスは東日本旅客鉄道|JR陸羽東線川渡温泉駅より徒歩で約40分となっており、東北大学農学部の本部所在地である仙台市青葉区雨宮からは車で約2時間を要する。農場内には実験用の田畑以外に演習林、牧場、各種施設等、実に多様な施設が併設され様々な実験・演習・試験などが行われている。農学部・農学研究科の学生も数多く利用しており、学部生はカリキュラムによってはここを訪れることになる。
: 2006年5月、米国カリフォルニア州、シリコンバレーにオープンした、世界戦略開発拠点。英語名はTohoku University US Office。所在地: 4410 El Camino Real, Suite 111, Los Altos, CA 94022, USA
: 東北大学と産業界との共同研究機関。通称NICHe。現在19の研究プロジェクトが進行している。研究部門のほかに開発企画部もあり、研究企画・コーディネートなどの窓口(ワンストップ・ソリューション)機能を持つ。
: Mother's Open College(MOC TOWN)という子育て支援サイトを運営する機関。最先端の研究成果に基づいた育児情報や障害児支援情報を一般に提供するとともに、育児の些細な疑問・質問にも対応してきた。厚生科学研究費補助金(子ども家庭総合研究事業)の援助を受けて制作・運営されていた。
研究
21世紀COEプログラム
採択数は13件であった。
グローバルCOEプログラム
世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム
教育
融合型理科実験が育む自然理解と論理的思考
国際コンピテンシー人材育成教育プログラム
言語研究者・言語教育者養成プログラム
国際的若手研究者養成プログラム
生体・ナノ電子科学国際教育拠点
フライト実践による航空宇宙フロンティア
学生生活
スポーツ
最近の戦績:
大学関係者と組織
大学関係者一覧
施設
キャンパス
片平キャンパス
: 片平キャンパスは研究所や大学本部を中心としたキャンパスである。仙台市中心部という立地から市民との交流の場として位置づけられており、さまざまな公開行事に用いられる他、春には花見客でにぎわう。2007年には百周年記念行事の会場としても用いられた。: また、東北大学で最も古いキャンパスであるため歴史的価値のある建築物が現存している。そのひとつ、仙台医学専門学校に留学した魯迅が学んだ「階段教室」は中国人にとっての観光地ともなっており、1998年11月29日には江沢民・中華人民共和国主席(当時)も公式訪問した。
:: 旧陸軍省用地→第二高等学校 (旧制)|第二高等中学校→医工両学部設置→医が移転→東北帝国大学本部設置→旧制二高移転→法文学部設置→研究所等)
:: 宮城県仙台第一高等学校|宮城県立仙台第一中学校→仙台高等工業学校→東北帝国大学工学部→研究所等→東北学院大学に一部売却
川内キャンパス
: 東北大学では川内キャンパスを川内北キャンパスと川内南キャンパス(通称文系キャンパス)に分けて管理している。
: 北キャンパスでは全学教育が行われており、1・2年生が最も頻繁に通うキャンパスである。そのため入学シーズンにはサークル勧誘が盛んに行われる。このほか、多くのサークルが部室を持ち、さらに大学祭の会場でもあるため、最も活気にあふれるキャンパスである。; 使用学部:文学部、法学部、経済学部、教育学部(すべて南キャンパス)
:: 文学研究科、法学研究科、経済学研究科、教育学研究科、教育情報学研究部・教育部
:: 国際文化研究科、川北合同研究棟
:: 附属図書館本館・同2号館、植物園本館・同記念館
:: 東北アジア研究センター、高等教育開発推進センター(同センター高等教育開発部入試開発室が所属する入試センターは南キャンパスに隣接する旧半導体研究所内)
: 仙台城二の丸→官軍占領→東北鎮台→仙台鎮台→大日本帝国|陸軍第2師団 (日本軍)|第2師団→連合国軍最高司令官総司令部|GHQ/SCAP占領→教養部・文系学部
青葉山キャンパス
: 東北大学では青葉山キャンパスを北青葉山キャンパスと東青葉山キャンパスに分けて管理しており、それぞれ理・薬学部と工学部が使用している。: その名のとおり青葉山山中に置かれているキャンパスで、広大な敷地と豊かな自然が特徴。反面、アクセスに難があり、多くの学生がバイク・自家用車を利用している。そのため周辺での渋滞・事故(特に冬季)が問題となっており、仙台市営地下鉄東西線の開通による緩和が期待されている。
: 青葉山 (仙台市)|青葉山山林→陸軍工兵作業場→理工薬学部
星陵キャンパス
: 宮城病院→東北帝国大学・医および附属病院→医歯系学部用地・東北大学病院
雨宮キャンパス
: 大正時代まで農地→第二高等学校 (旧制)|旧制第二高等学校が片平から移転→農学部
キャンパス統合問題
東北大学は仙台市青葉区内の5ヶ所にキャンパスが分散している。片平および雨宮キャンパスについては、青葉山キャンパスに隣接する宮城県有地への移転が1994年ごろから計画されていたが、宮城県有地を使用している仙台カントリー倶楽部との土地明け渡し交渉が難航していたため、計画の進行が停止していた。2003年4月、宮城県と仙台カントリー倶楽部との間で和解が成立。今後、移転計画が本格化することになるが、移転費用として見込んでいた農学部の跡地(売却先未定)や片平キャンパス南部分(東北学院大学へ売却)などの評価額がバブル景気期から比べて相当下落してしまったこともあり、移転費用をどう捻出するか問題になっている。青葉山新キャンパスの敷地内には2015年開業予定の仙台市営地下鉄仙台市営地下鉄東西線|東西線青葉山駅が、川内北キャンパスの北門地下には同線川内駅 (宮城県)|川内駅が建設される予定。また、学会などで国際センターと川内記念講堂とが有機的に連携して利用されることを想定し、同線国際センター駅(宮城県スポーツセンター跡地)と川内記念講堂との間には接続歩道が建設される予定である。長期計画として、片平キャンパスの青葉山新キャンパスへの全面移転と星陵キャンパス研究部門(新設学科分は建物新設。その他は耐震補強のみ)の川内北キャンパスへの移転が構想されている。なお、星陵キャンパス(医学部)では大学病院の病棟を新築中であり、青葉山に移転予定とすると国からの財政支援が断たれる可能性があったことから全面移転計画は作らなかった。現在の計画は「トライアングル・ビジョン」と名付けられ、
の3つに統合する計画になっている。
学生食堂
東北大学の学生食堂は東北大学生活協同組合が独占経営していた。しかし平成18年11月30日の工学部東食堂の廃止に伴い、同年12月7日に外部委託の「こもれびカフェ」およびデイリーヤマザキが工学部機械系前に新設され、独占状態は解消された。カフェテリアでは酒類も一日中販売されている他、初夏の数日には各カフェテリアが「ビール祭り」を開催する。特に川内キャンパスでは、屋台をずらりと並べたビアガーデンが設置される。また、FIFAワールドカップ開催中には第一食堂・工学部中央食堂にて生協主催のパブリックビューイングが行なわれ、生協によってソフトドリンク・軽食が販売される。以下、建物ごとに記載する。括弧内は別会計のコーナー、または同一建物内で別の部屋となっているものを列記。; 東北大生協
::: 第一食堂は学内で最大の食堂であり、昼間には長い行列が出来る。テラス席あり。麺コーナーは入口も座席も別であり、第一食堂に比べれば混雑していないといえる。
::: コンパ弁当部では花見向け弁当の仕出し、芋煮向け食材の販売・機材の貸し出しを行なっている。
::: 「貧乏学生のための食堂」略して「貧食」の愛称で呼ばれるカレーライス・ピラフ・丼の専門店。愛称の由来である低価格や、ユニークなメニューが特徴である。
::: ルポーには長年続く名物メニュー、ミルクコーラがある。
::: 第一食堂に次ぐ規模であり、こちらも昼の混雑が激しい。また、2007年よりイスラム教徒向けのハラール・フードの試験販売が行なわれている。
::: レストランは不定期提供されるバイキングが特徴。
::: 株式会社自然食採が経営。名称は公募によるものである。
::: 株式会社デイリーヤマザキ経営。東北大構内初のコンビニエンスストアで、24時間営業。東北大学植物園より青葉山ゲート側での入場券販売を委託されている。
寮
「東北大学の学生寮」を参照してください。
対外関係
海外出先機関
仙台市内にある東北大学グローバルオペレーションセンターが、産学官の総合的な対外関係(研究・投資)を統括している。海外にある東北大学の出先機関としては以下のものがある。
スタンフォード大学(ジボール先端材料科学研究所)内
ハーバード大学(理工学部)内
シラキュース大学(計算機科学・工学部)内
ケンブリッジ大学(金属冶金学科)内
国立応用科学院リヨン校(金属材料物理研究所)内
:en:Royal Institute of Technology|スウェーデン王立工科大学(材料科学科)内
モスクワ国立大学(物理学部)内
ロシア科学アカデミー・シベリア支部(ノボシビルスク学術センター)内
:en:Chinese Academy of Sciences|中国科学院物理学研究所(表面物理国家重点実験室)内
韓国科学技術院(機械工学部)内
ニューサウスウェールズ大学(国際交流センター)内
地方自治体との協定
「仙台市地域連携フェロー」:「御用聞き」型の企業訪問
「寺子屋せんだい」:産学連携セミナー
仙台市、東北大学、リバーサイド (カリフォルニア州)|リバーサイド市(アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド郡 (カリフォルニア州)|リバーサイド郡)、カリフォルニア大学の4者による産学官連携の協定。
他大学との協定
学都仙台コンソーシアム
サステイナビリティ学連携研究機構
8大学工学系研究科長懇談会
東アジア研究型大学協会
Top Industrial Managers for Europe (T.I.M.E.)
大学間協定:世界122機関・校
部局間協定:世界264機関・校
特記
民間企業等との協定
研究協力や人材育成などの面での組織的な連携協定
投資ファンドとの協定
東北大学は、研究成果をスピーディーに事業化するために金融機関との協定を結んでいる。
: 東北イノベーションキャピタル(TICC)が運営するベンチャーキャピタルで、投資対象が東北大学の先端技術を活用する企業に限定される。類例に、北海道大の「北大アンビシャスファンド」、東京大の「UTEC1号」、大阪大の「阪大イノベーションファンド」がある。
: 産学連携の協力推進に関する覚書を締結。東北大は、国民公庫仙台支店が取り次いだ中小企業の新製品開発への助言を行う。一方、国民公庫は、東北大学発ベンチャーを中小企業と見なして融資を行うこともある(既に融資した東北大学発ベンチャーあり)。
: ベンチャーのようなハイリスク融資を直接するかどうかはっきりした発表が見られない。しかし、TICCには投資しており、TUFへの出資も見込まれる。
: 中小企業基盤整備機構を中心に、東北大学・宮城県・仙台市・経済産業省・東北経済連合会等の協力で「東北大学連携ビジネスインキュベータ」 (T-Biz) というベンチャー育成機関が2007年夏に開設される。
社会との関わり
: 東北大学文学部は東北大学創立100周年を機に、東北帝国大学法文学部長だった思想家の阿部次郎を記念して「青春のエッセイ 阿部次郎記念賞」という文学賞を創設した。公募形式で、高校生が対象。公募形式の文学賞を創設している国立大学は、日本国内では東北大学以外にない。なお、主催には「阿部次郎記念館」という団体も入っているが、これは東北大学文学部が開設している施設であり、実質的に東北大学が全てを主催する文学賞である。
: 研究者が、最先端の話題についての講演と、市民(特に若い世代)との議論をするシンポジウム。月1回せんだいメディアテークで開かれ、その模様は宮城県内の4つのケーブルテレビで放送されているほか河北新報でも記事となり、ウェブ上で閲覧することも出来る。
: 文部科学省の女性研究者支援モデル事業に採択されている。この事業プログラムの一つ「次世代支援プログラム」では、東北大学の自然科学系大学院に所属する女学生によって組織される「サイエンスエンジェル」が理系進学に興味を持つ女子高生や市民の自然科学研究に対する理解促進などを目的に学校やイベントで出張セミナーや講演を行なっている。
: 学外での『公開講座』として「高校生のための公開講座」「みやぎ県民大学」などがある。また、学内講座の開放である『開放講座』もある。
: 季刊の「まなびの杜」が1998年1月末から発行されている。
: 2007年1月19日に本部事業場が、仙台労働基準監督署から労働時間管理に関する是正勧告及び指導を受けた。このことへの対応について、同年10月16日に「労働基準監督署からの是正勧告及び指導について」をプレスリリースした。 労働基準監督署からの是正勧告及び指導について
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